沖縄のスーコー 当たり年は厄年
皆さん、「スーコー」てわかりますか??ウチナーンチュはわかるでしょうが移住者の方には聞きなれない言葉かと思います!
※ スーコーとは、法事のこと。焼香がなまって、スーコーになったんだとか!
伊計島は、人口250名くらい??いや、仏壇のみの無人の家が多いかもしれませんf^_^;)
人口のほとんどが、高齢者です。
なので、近所付き合いと同じく大事なのが、このスーコー行事ですね。
島暮らしは島ぞうりと、喪服は必需品です!!
とはいっても、皆さんご長寿なのでお悔やみごと…というようは「お祝い」とされています。
人が亡くなったのにお祝い!?
と、私もはじめはビックリしたんですけどねf^_^;)
5月5日に沖縄RBCで放送されました、私と島民の方が出させていただいた住人十色の沖縄放送後も、実はスーコーが重なりまして、私も参列させていただきましたが告別式の帰り…
テレビ見たわよ〜!!
お庭見せて〜!!
ここが雀荘ね〜!
テレビよりちゅらかーぎーさ〜!
と、喪服姿のおばちゃまグループがドドドッといらっしゃいまして…f^_^;)
私が、苦笑いしながら1人1人に塩を振りかけましたら…
大丈夫よ〜!塩なんて!大往生だからお祝いだからさ〜!
ホッ、ホンマに、お祝いて言うんだ!f^_^;)
テレビ放送以来、毎日のように「見学者」が来られています(笑)
写真を撮りに来る方もf^_^;)
皆さん、花好きのおば様達が多いですね。
今日もまたスーコー帰りの方が来られまして
伊計島をあんな綺麗に見せてくれてありがとう!
島を明るくしてくれてありがとう!
と言ってくれて嬉しかったです^ ^
住人十色はこちらから見れますヨ!
今年は、「当たり年」の為に新しいことを控えていますので、うちのガーデンサロンは、来年オープン予定ですが、見学はご自由にいらっしゃってくださいね!
※ 「当たり年」についての説明は下に書きますね!
ま、そんなスーコーのお話ですが、沖縄にはいろいろ決まりごとがあって、亡くなってから49日までは「ナンカナンカ」と言って、49日まで7日毎にスーコーが行われます。
近年では、内地式にする地域も多く、告別式の終わった当日に初七日を行われたりもします。
けど、伊計島 は小さな集落ですので昔ながらのやり方であり、なんと納骨式まで区民が参加するのです。(納骨式とはお墓に入れることね)
そこで、またまた「しきたり」がありまして
当たり年について説明しましょう。
沖縄では、自分の干支に当たる年は「厄年」とされ、日にち毎にも、干支がありますから、スーコー行事には、当たり年の人は行かないようにされています。
どうしても親しい方のお悔やみで行かなければならない場合は、納骨式が済んでからの最初のナンカ(初七日)に、なるべく人が引いた最後のほうに伺うと良いのですヨ!
そういった風習については、ナイチャーには親切に教える先輩がいて、「御遺体が寝かされている間は絶対に行かないように!!」と口が酸っぱくなるほど注意されました。
何かあったらいけない、と心配していただいてありがたいことですね(^○^)
とゆう、島暮らしならではのスーコーについてでした!